おたくなんて畏れおおい

アニメ好きな人が「おたく」とは限らないのだよ。

クラシカロイド

1話見逃したので、2話のみ視聴。

気になるようなら、1話をネット配信して継続してみようと思ってました。

 

さて、その2話を見ての感想。言葉を選ばずに言うならば、

「何がしたいのか分からない」

ギャグに持ち込みたいのか、ラブコメ要素盛りたいのか、

少し風変りな日常ものにしたいのか、アイドルものにしたいのか、

SFも入れちゃえと思っているのか。

全く方向性が見えない。どの層を狙ってるのか分からない。

さらに、どちらに転ぶのか見届けたいとの、わくわく感が無い。

 

頭で考えずに「なんだそりゃー、わっはっは!くっだらねー!!」

で終わっているならば、こちらも受けて立つぜ、こんにゃろめ!と思える。

歴史に名を残し、日本でも有名な音楽家を登場させている。

彼らでなければならないストーリーが待っているのかもしれない。

やっぱり興味が沸かない。

何かしらの色目が見え隠れしてて、素直に楽しめない。

 

彼らの不思議な能力「ムジーク」に、「きゃー、なにこれ(はぁと)!」

と思えないのがいけないのかな。

 

OPを布袋さんが弾いておられたのが、

私にとって何より「なんだそりゃー!」でした。

 

せっかくNHKが一番見やすい時間帯でやってくれてるだのから、

入りやすい作品にすればいいのにね。

 

(舟に影響うけて)紙の辞書を使っている

うん。ミーハーだ。

 

「悟り」を引いてみると、「悟ること」と書いてあった。申し訳ないけれど、爆笑した。引用例として、「悟り済ます」と載っていたけれど知らない言葉だった。

へぇ…悟り澄ますとも書くらしい。澄むとは美しいな。

 

中で使われる絶対あってはならない「引用先の文字が載っていない」に、

いきなりぶつかる。怒りより笑いが出るのは、あの作品のおかげだろう。

リーライのライビュチケットが取れた

東京ほど激戦では無いにせよ、一般で神谷さん回が取れると思ってなかったので、

とても嬉しい。

芝居は生ものだから、劇場に足を運ばないと空気の揺れを感じられないのだけれど

会員でもないし、現在の状況で気合入れずにチケット入手なんて無理なので

有難いことです。

 

イープラスの一般なんて取れたの始めてだし、開始から10分経ってたし、

ラッキーだったなぁ。ブルク諦めて、エキスポ狙ったのが良かったのかも。

おそらくブルクのほうが広いからと思ったのだけど、アクセスの不便さは否めない。

アニメを見ていくのならば、イープラのノウハウ勉強しないといけないんだろうな。

積む気はないし。

 

夏アニメ 「91days」

鬱な話でベッドに入りたくないので、夏アニメの話など。

ベッドとベット、舟を編むの影響で紙の辞書を手元に置くようにしたので引いてみた。

ベッド…寝台(広義では、苗床・花壇をも指す)

べっと…別途

違う。別途違う、それじゃない。とにかくベッドが正しいことは分かった。

 

夏アニメは、好きなものが多かったので、楽しかった。

ラストまで辿り着いたのは、

91days」「はんだくん」「モブサイコ」「初恋モンスター

2クールなので入れなくても良いのだけれど「斉木楠雄の𝛹難」

 

最後まで楽しめたのは、「91days

余韻残した、観客にいい感じに投げられたラストは良かった。

逃げずに観客に立ち向かったラストだった。

あのラストは色んな人の意見聞きたくなったな。どれも正解だと思う。

 

私は、死ぬ事を選んだ彼と、死なない事を選んだ彼だと思っている。

あんな奴ら、撒いてるに違いない。

 

 

終わった事は仕方ない

鬱々としてるときに言われる言葉。

「終わったこと、過ぎたことを考えても仕方ないよ。次のことを考えよう」

取り戻せないのだから、この先同じことをやらなければいいのだ。

分かっている、分かっている、分かってるんだよ!

 

こういう人に「頑張れと言ってはいけない」

そこだけを抜き取ったように、有名になっている。

そこじゃないんだけどなぁ、と思えてならない。

だってさ、分かってるの。分かってるのに出来ないのが辛いの。

何故がんばれないのか、何故こんなに不安なのか、

マイナス思考と言われても、もっと自信持っていいよと言われても、

考えても悩んでも仕方ないことだも分かっている。

 

そして、「終わった事は忘れよう」と励ましてくれる優しい人へ。

ごめんね、あなたに今の私の気持ちがわかる日は無い。

分かるようになった時、あなたはもう必要ないの。ごめんね。

舟を編む

初回リアタイ。

楽しみにしていた作品なのだけど、その期待を上回る素晴らしさだった!

感動している!!

キャストが決まった時、少し心配した。

馬締は、もっとボサボサして冴えない声が良いなと思ったし、

西岡はもっとチャラけた声のイメージがあったから。

お二人とも大好きで、特に神谷さんは特別枠の声優さんではあるけれど、

人気声優さんだからこその危惧をしていた。

地味な作品なので、煌びやかな声優さんを選んだのではないかと思ってしまったから。

そんな疑いは全く不要だった!

 

絵が美しい。特に海が素晴らしく美しくて、人間が踏み込める領域ではない深さを

感じさせられた。もがき苦しむ馬締の抗えない表情、諦めて身を委ねてしまおうか

との想いも伝わってきた。

画面が美しかったので、キャストの声の美しさとバランスが良く、不調和は

どこにも無かった。声が美しくて良かったと思った。

 

西岡は原作より普通の常識ある社会人に寄せて描かれていた。あぁ良い。いい。

西岡が普通であることで、馬締の常人離れが際立っていきそう。

対比で描かれるより、ずっと自分との距離が測りやすくなっている。

馬締は自分ルールで突き進んでいくのだろうから、西岡の動きがとても気になる。

二人のエピソードが増えるのかな?

驚いたのは、アニメでも馬締のモノローグで進むのね。これは冒険じゃない?

西岡の心境の変化は、アニメの強みで押してしまうのかな。

最初に馬締に荒木が惚れ込むシーン、一瞬の西岡の空気が動いたのが見えたよね。

あんなワンカットで進むのかな。

さすがにモノローグ挟んでくれないと追えない、誤解しそうな所があるけれど、

どう描かれていくのか、とても楽しみ!本当に楽しみ!!

自分の想像通りなものに出来上るのも嬉しいけれど、

思いもよらない角度から来られるのも楽しみだもの。

 

良い、良い。佐々木さんが美人な声になってなかったのも良い。

OPのスタイリッシュな疾走感も素晴らしいし、

EDの美しい海のキラキラも素晴らしい。

初回、完璧。パーフェクトにカッコイイ作品だった!

難しい言葉が沢山出てくるけど、単純に物語を楽しめばいい作品だと思うんだ。

夏目友人帳

前回の嘘からの話から続いているので、

夏目友人帳」とは違う鬱屈とした気持ちで書き始めているので、お許し。

 

夏目友人帳」のアニメが始まったので、改めて漫画を読んだ。

幼い夏目はずっと嘘つきだと言われていた。それは嘘では無かった。

分別のついた今、彼は嘘だと分かっている嘘をつき続けている。

 

私の嘘は、夏目のつく嘘と全く違う。

でも「嘘をつく」行為の中に、自分と似た所を探そうとする。

薄ら寒い、浅ましい自分を見る。

自分と重なる点はまるで無かった。全く無駄だった。

 

突然善人になることなんて出来ないと分かっている。

でもそれは本当だろうか?

夏目のような理由がない場合、私の意思一つで出来るのだろう。

意外と徐々に変わっていくより、わかりやすく簡単では無いだろうか。

やってみてもいいのではないか?

 

少しだけ、親に迷惑をかけないように気丈でいようと頑張る時がある。

その時だけは、夏目の嘘に似ているのかもしれない。

優しい嘘だけついていくならば、それは本当になるかもしれない。

それは、どれほど素敵なことだろう。

 

夏目友人帳」の優しさと切なさが大好きだ。

報われなくても伝わらなくても、

それでも素敵だと感じる理由が少しわかった気がしている。